火災保険加入時に多くの人がつまづく割引用に必要な資料について、あおき研究員がレポートします。
みなさん、こんにちは!あおき@ラムネです。
本日は、火災保険に加入する方は、必ず知っておきたい割引資料についてのお話です。
ネットで火災保険に加入する場合は、人によっては万円単位で安く加入できるのに、必要な書類を揃えることができず、断念されている方が非常に多いです。
このブログを確認すれば、95%の書類は一瞬で揃えることができると思います。ではいきましょう。
地震保険は、昭和56年6月以降、耐震基準が厳しくなりました(=頑丈になった)。その分、地震保険に加入する方も、建築年月日を証明することができれば、保険料が安くなる、という仕組みです。
建築年月がわかる資料で最も簡単に取得できるものは、「建物の登記簿」です。
近くの法務局に行って取得しましょう。おそらく専用の機械が置いてますので、5分もあれば取得できると思います。もしくは、住宅購入の際に、不動産会社から受け取ったであろう分厚いファイルの中に、必ず一部入っていると思います。
通常木造戸建の住宅は、「木」であるが故に「燃えやすい」として、マンションのようなコンクリートや鉄骨造の住宅と比べて保険料はかなり高めに設定されています。
しかし最近では、省令準耐火といって、木造だけど燃えにくいように設計されている住宅がかなり多いです。
省令準耐火構造の家は、通常の木造のみの家と比較すると、保険料がざっくり40%程度安くなります。
これを証明するための資料で最もおすすめなのは「設計図面」です。図面には、外壁や床等の仕様が小さく書かれていますが、その中に「省令準耐火」という記載があればOKです。
物件の売買等をされていれば、必ず不動産屋さんから受け取る資料の中に必ずあります。
1と2で、持ち家の9割の方が必要な資料は揃います。
1の10%オフのみ対象となる方が大半ですが、地震の多いとされる地域は、耐震性をかなり重要としています。
また大手不動産会社の建てるマンション(特にタワマン)も、耐震性をかなり重要視しているため、耐震等級が何級なのかを明確にしているケースが多いです。
「住宅性能評価書」という書類を別途取得されており、保険会社に提出することで割引を適用することができます。なんと、等級3だと50%にもなります。
地震保険料は、地域によって大きく差があり、関東や東海方面は高かったりしますが、この資料を提出することで、大幅に安く保険に入ることができる、ということですね。
以上3つの割引についてご説明してきました。
ネットの火災保険は、基本的な保険料はかなり安いのですが、そのための資料集めが面倒でわかりにくいというイメージがあります。言葉がわかりづらいですからね。
ですが、ご自身で資料をご用意するだけで、数万円も安く保険に加入できるとしたら、非常に良い選択肢かと思います。ぜひ一度資料を確認してみてください。
次回もお楽しみに!
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